企画展「半世紀の歩み 1966-2016」
2016年は、追手門学院大学創立50周年の記念すべき年です。5月29日にグランフロント大阪で開催された記念式典では、大学第1期生である宮本輝氏に、その輝かしい業績を讃え、大学から名誉フェローの称号が授与されました。宮本輝氏はこれに応えて、ユーモアを交えた、大学の未来を言祝ぐ素晴らしいスピーチを披露して下さいました。
宮本輝ミュージアムでも、この記念すべき年に、50年の歳月を振り返る展示を企画いたしました。写真に残された50年前のキャンパスや、当時の学生たちの姿。宮本輝氏ご自身が写る硬式テニス部の合宿の様子や、テニスコート。当時の学生たちの制服や、木製のテニスラケットなど。一枚一枚の写真、一つ一つの物たちの中に、その時代を生きた人々の思い出が詰まっています。これらを巡覧することにより、この大学に流れた50年という時間を再確認していただければと思います。
一人一人の学生にとっては、たった4年間の大学生活ですが、毎年新しい学生が入学し、ここで学び、卒業するということが繰り返され、大学に流れる時間は先輩から後輩へと引き継がれます。この歴史はさらに未来へと続いていきます。在学生の皆さんは、今、この歴史の流れの最先端に立っています。また追手門学院大学に関わるあらゆる人々が、歴史の流れをより豊かにして下さっています。
ぜひご来場の上、この50年の歴史の流れをご体感くださいますよう、心からお願い申し上げます。
●<学生時代>をテーマにした作品紹介
- -「青が散る」
- -「青が散る」舞台MAP
- -「道頓堀川」
- -「星々の悲しみ」
- -「春の夢」
- -「二十歳の火影」
●宮本輝氏 青春時代の愛読書紹介
●追手門学院大学の歴史を振り返る写真展示
●宮本輝氏の講演・スピーチ紹介
- 他