企画展「宮本輝の大阪検定Ⅱ」
追手門学院大学の第1期生であり芥川賞作家でもある宮本輝氏は、大阪を舞台として展開される小説を数多く発表しています。「泥の河」や「道頓堀川」はよく知られていますが、本学における学生生活を描いた「青が散る」も忘れることができないでしょう。こうした小説の中に身近な土地を発見することも、宮本文学を楽しむ方法の一つです。
企画展「宮本輝の大阪検定Ⅱ」は2013年度後期企画展「宮本輝の大阪検定Ⅰ」の趣向を発展させながら、小説に登場する大阪をクイズ形式で紹介することによって、宮本輝氏が描き出す多様な大阪の魅力を再発見していただきます。この企画展は、宮本輝ミュージアムと「なにわなんでも大阪検定」のコラボレーションによって実現しました。また、宮本輝ミュージアムと学生たちが、企画会議を重ねることによって内容を検討してきました。そして、今回は新しく、テルニストの皆さんにもクイズの出題に関してご協力いただきました。いずれも宮本文学の魅力を広く知らせる試みとして、今後も継続していきたいと考えています。多数のご来場をお待ちしております。
- ●「泥の河」作品紹介
- ●「流転の海」作品紹介
- ● 小栗康平氏と映画『泥の河』紹介
- ●「血脈の火」作品紹介
- ● 映画『泥の河』スチール写真
- ●「天の夜曲」作品紹介
- ●「夢見通りの人々」作品紹介
- ●「春の夢」作品紹介
- ●「道頓堀川」作品紹介
- 他